治療後もしっかりメインテナンス
することが大切です!
インプラントは天然歯と同じように周囲の歯肉が炎症を起こすことがあり、進行するとインプラントを支える骨が吸収されてしまいます。これをインプラント周囲炎といいます。インプラント周囲炎を放置するとインプラントが抜け落ちてしまうおそれがあるため、予防のためにメインテナンスを続けていただきたいと思います。毎日の歯磨きはもちろんのこと、定期検診で歯科医師、または歯科衛生士によるクリーニングや、口腔ケアの指導を受けていただくことでインプラントをより長く使えます。
当院では歯科衛生士が20名ほど在籍しており、患者さまのインプラント管理を万全にサポートします。また、患者さまのお悩みや疑問を伺うため積極的にコミュニケーションを取っています。お悩みがございましたらスタッフへお尋ねください。
インプラント周囲炎について
人工歯であるインプラントは虫歯になりませんが、歯磨きをしなくてもいいということではありません。インプラントの周囲には天然歯と同じように歯垢が付着し、歯周病と同じような症状を引き起こすからです。これをインプラント周囲炎といい、症状が進行するとインプラントを支えている骨が吸収されてインプラントが抜け落ちてしまいます。
インプラントの周囲組織は血流が少なく、天然歯に比べて3倍ほど歯周病の症状になりやすいと考えられています。また、インプラント周囲炎にかかっても人工歯の動揺が少ないので、自覚症状が出たときには症状が重くなっているケースがあります。
歯科医院でのメインテナンス
インプラントのメインテナンスでもっと20名以上の歯科衛生士スタッフめに2~3ヵ月に1回、定期検診を受けていただきたいと思います。
インプラント周囲炎などのトラブルは、自覚症状が起きてからでは治療が難しかったり、インプラントが抜け落ちたりする場合があります。トラブルの芽を早めに摘み取って健康状態を維持しましょう。
また、歯科医院でのクリーニングも、インプラントをより清潔な状態に仕上げます。歯垢などの汚れを取り除き、インプラントを少しでも長くお使いいただけるようサポートします。
プラークコントロール
プラークコントロールは、歯垢(プラーク)を増やさないようにすることです。歯肉などに付着する歯垢は細菌が集まっており、これがインプラント周囲炎や歯周病の原因となります。日々の歯磨きで除去しつつ、定期検診で歯垢の磨き残しが見つかった場合はクリーニングし、歯磨き指導でより効果的な磨き方をお伝えします。
歯石除去
歯石は歯垢が石灰化して硬くなったもので、歯磨きでは除去することができません。歯科医院で専用の器具を使用し、目視では確認できないような位置にある歯石まで取り除きます。
PMTC
歯科医師、または歯科衛生士によるクリーニングです。ブラシの付いた器具や柔らかいゴムチップなどで歯を優しく磨きます。クリーニング後は歯がツルツルになるので、普段の歯磨き以上に清潔になったことが実感できます。
20名以上の歯科衛生士スタッフ
当院では20名以上の歯科衛生士が患者さまのお口の健康維持をサポートいたします。
患者さまとのコミュニケーションを第一に、安心して気軽に通院していただけるよう精一杯お手伝いをさせていただきます。お口周りで不安に思うことがあれば、何でも質問してください。