他の治療法とのちがい
歯を失った場合、義歯を装着して歯の機能を補います。義歯には「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」といった種類の治療方法があります。それぞれに特徴がありますので、こちらのページでご確認いただきたいと思います。当院でも検査結果や患者さまのご要望から、より適切と考えられる治療方法を提案させていただきます。どのようなことでもご相談ください。
インプラント/入れ歯/ブリッジの比較
比較種別 |
インプラント
平均寿命 10年以上 |
義歯・入れ歯
平均寿命 4~5年以上 |
ブリッジ
平均寿命 7~8年以上 |
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メリット |
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デメリット |
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インプラントを使った入れ歯
オーバーデンチャー
多くの歯を失ってしまった方や、総入れ歯を装着しているものの痛みやしっかり噛めないといったお悩みがある方におすすめの治療方法です。
オーバーデンチャーはインプラントと入れ歯を組み合わせた治療です。通常のインプラントは1本の歯に1本のインプラントを装着しますが、この治療方法ではほとんど歯がない場合でも通常2~4本のインプラントのみを埋入。そこに入れ歯を固定させます。
インプラントで固定するので、一般的な入れ歯よりも強く噛むことができます。顎もしっかり使うので骨が痩せにくくなります。
また、義歯を固定するために金具などを使用しないので、健康な天然歯を削ることはありません。
インプラントを使わない入れ歯
フィックスドコンプリートデンチャー
義歯(入れ歯)の一種で、上顎または下顎の歯が1本も残っていない場合に使う全部床義歯を指します。審美性や咀嚼・発音などの機能性の回復を目的として作製するもので、人工歯と、義歯床(人工歯以外の部分)で構成されています。
この義歯を使う方は歯が残っていないので、クラスプ(留め金)で入れ歯を安定させることができません。そのため、上の歯の場合は上顎の裏の粘膜に吸着させることで、下の歯の場合は頬の筋肉などをうまく使うことで入れ歯を安定させます。