診断用ワックスアップとは
術前のしっかりとしたシミュレーションが大切です
インプラント治療では治療計画の内容が重視されます。最終的な歯並びをシミュレーションすることで、より適切な治療を目指します。このシミュレーションをもとにした治療で欠かせないのが、診断用ワックスアップと呼ばれるものです。これは口内の模型で、人工歯をどのように被せるのが良いか診断するために使用します。撮影した画像だけではわからない情報を取得できるので、治療結果の予測を立てるために必要となります。
ガイドシステムとは
どの位置にどれぐらいの深さで埋入するかなどシミュレーションできます
歯科用CTは歯の形や状態だけでなく、顎骨の量や高さ、さらには血管の位置も判明します。歯科用CTで得た情報をコンピューターで解析し、インプラント体を埋める位置や方向を決めていきます。人間の勘ではなく、論理に基づいたシミュレーションによってより安全なインプラント治療が可能になります。
「ストローマン」のインプラントシステムを活用しています
伝統的なインプラントとして知られているメーカーです
患者さまによりインプラントを信頼していただけるよう、当院ではスイスのストローマン社が開発したインプラントを採用しています。このインプラントは1974年に臨床応用されるなど歴史があるだけでなく、現在も世界でトップシェアを誇ることで知られています。当院で使用しているインプラントの特徴として親水性が高く、骨との結合が早いので治癒期間が短くなることが挙げられます。